甲状腺の病気に注意【健康を守るために検査を受けよう】

先生

喉ぼとけの下にある臓器

血中にホルモンを分泌

先生

甲状腺はのどぼとけの下で気管の前にありホルモンを作り貯蔵し分泌しています。ここで作られるホルモンは新陳代謝を促したり、骨や神経など子供の成長や発育を促進し人間の生命維持に欠かすことができません。このホルモンが不足するとエネルギーを上手に使えず、いつもだるくて意欲が減退し、元気がなくなります。子供の場合は発育不全を起す危険もあります。多すぎると心臓の動きが活発になり、少し動いただけでも脈拍が速くなったり、腸の働きがよくなり過ぎて下痢を起しやすく痩せていくことがあります。また神経が高ぶり気持ちがイラつき早口で興奮しやすくなり、体に不具合を生じてしまいます。甲状腺の病気にかかっている人は500万人といわれ、これは糖尿病に匹敵する数字なのです。

病気の種類

甲状腺の病気にかかっている人は年々増加しています。これまでは気分が落ち込むとうつ病、動悸が続くと心臓病、食欲があるのに体重が減ると糖尿病などと診断されていた病気が甲状腺の病気だと分かってきた為に増加しているのです。この病気になる人は女性に多く、全体では9対1くらいの比率で女性が多いとされています。甲状腺の病気になると子供が産めないと思われがちですが、きちんとコントロールされていれば普通の人と同じように妊娠や出産ができる病気なのです。甲状腺の病気は甲状腺機能亢進や低下といった機能異常による病気と甲状腺が炎症し痛みが起きる病気、甲状腺の形に異常が起きる病気の3種類に分類されます。この中で最も多いのが甲状腺機能亢進症のバセドウ病で全体の20%を占めています。